高速データ通信の使い方
サンプリング周期0.1ms~50msの測定

WM2000シリーズでは、サンプリング周期50ms以下の高速サンプリングではPCに「PC通信ユニット」と「高速データレシーバ」の2つを接続します。
PC通信ユニットは設定と同期に使います。
高速データレシーバは測定結果の受信に使います。

測定手順

測定ユニットにセンサを取り付けます。
PC通信ユニットと高速データレシーバをPCに接続します。
※高速データレシーバのWM2000ZBは電源をUSBで供給します。USBの給電能力が低いPCから給電すると電力不足で正常動作しない場合があります。
 その場合はUSBのACアダプタや電源供給のできるUSBハブをご利用ください。

WM2000SBーNDIS変換ケーブル(オプション)ー加速度センサとWM2000ZB
WM2000SB ー NDIS変換ケーブル(オプション) ー 加速度センサとWM2000ZB

標準ソフトを立ち上げます。

  • Settings -> [Setup…]で使用する測定ユニットを設定し、OKをクリックします
    (下の図はWM2000ZBに加速度ピックアップをつないだ場合の設定です)
AirLogger WM2000標準ソフト SET UP画面

PC通信ユニットの接続が完了したら高速データレシーバの接続を行います。

AirLogger WM2000標準ソフト SET UP画面

高速データレシーバの接続が完了したら測定を開始します。

必要な期間測定をしたら測定を停止します。
測定停止すると自動でLostデータの回復をします。
測定の停止やLostデータの回復に失敗する場合はSettings -> [Force reset of all sensor units…]で測定ユニットの強制リセットを実行してください。

viewをクリックしデータ表示ウィンドウを起動します。
(既に起動している場合データ表示ウィンドウを更新を実行しても確認できます)

AirLogger WM2000標準ソフト 測定画面

測定結果を取り出す場合は必要なデータをCSV出力します。

AirLogger WM2000標準ソフト 測定画面

標準ソフトを終了します。
測定ユニットが測定停止していれば標準ソフトを閉じると、自動で測定ユニットをスイッチオフにします。

AirLogger WM2000標準ソフト 測定画面