Lostデータの回復(詳細は取扱説明書 ”LOSTデータの回復” をご覧ください)

電波環境が悪いなどで測定時にデータをPC通信ユニットへの送信が失敗した場合、測定終了時に送信を失敗したデータ(Lostデータ)を自動でまとめて再送信します。
再送信でLostデータを回収できなかった場合、手動でLostデータの再送信をすることができます。
手動でのLostデータの再送信をするためには標準ソフトが回収する測定の結果を表示している必要があります
以下の作業を行うとLostデータの再送信はできなくなります

NG

  • 標準ソフトを再起動する(一度閉じる)
  • ”Start” を押して次の測定を始める
  • ”Settings” を実行し測定ユニットに新しい設定を送る(設定画面を開いてもCancelをすれば問題ありません)

測定ユニットの電池がなくなって付け替えた場合は電池が残っていた間に測定していたLostデータの再送信は可能です
※電池を入れ替えた後に ”Settings” で設定を送ってしまうとLostデータの再送信はできなくなりますので作業の順番に注意してください

Lostデータの回復では前処理として測定ユニットのサーチを行います。測定ユニットのスイッチがオフになっていても問題ありません
測定ユニットとの接続ができない場合は測定ユニットの強制リセットをしスイッチオフの状態に戻すとつながる可能性があります

手順

Lostデータの回復ができる条件になると図の赤枠で囲まれた”Recover LOST Data”が黒文字になりクリックできるようになります

”Recover LOST Data” をひらいて “Execute” をクリックすると図のように順番にLost Dataを回復します

  • 全て収集できたユニットはRecoveredと表示されます
  • 再送信に失敗したユニットはErrorと表示されます
  • 再送信中のユニットはExecutingと表示されます

Errorのユニットは電波環境がわるい・電池がないなどの可能性がありますので測定ユニットを近くに置く・電池を交換するなど通信できる環境に変更して再度Lostデータの回復を実行してください

通信環境の良い状態でリカバリが失敗する場合は、測定ユニットがLostデータの回復を受信できる状態になっていない可能性があります。
強制リセットを実行してから再度Lostデータの回復を実行してください
強制リセットの使い方はこちらをご覧ください