測定中に通信せず内部メモリにため、測定後に無線でデータを取り出す方法 スタンドアロンモードの使い方
AirLogger™シリーズは基本的にリアルタイムにデータ送信を行います。
WM2000シリーズで50msサンプリング以下の高速動作で電波が届かない場所での測定を行う場合、スタンドアロン機能を使用することで測定中にデータを送信せず、測定停止時にまとめてデータを送信することができます。
測定中に無線機能を使用しないため低消費電力化できます。
手順
- Settings -> [setup…] で設定のウィンドウを開きます
- Systemのタブに切り替えます
- Stand-alone Modeのチェックボックスにチェックを入れます
- OKをクリックします
(高速サンプリング可能な機種がPC通信ユニットに登録されていない場合表示されません)
- Startをクリックし測定を開始します
- 測定ユニットがスタート信号を受け取って測定開始すると”Started”と表示されます
(通信をしないため、電波強度とバッテリー残量は表示されません)
測定ユニットはリアルタイム送信しないため測定中はグラフにデータ表示されません。
- Stopをクリックし測定停止します
- 自動でLOSTデータ回復のウィンドウが起動され測定したデータを一括で回収します
- Viewをクリックしデータ表示ウィンドウを開きます(データ表示ウィンドウを開く前にクロック補正のYes/NOのウィンドウが表示されます)
- Lostデータの回復に失敗する場合は測定ユニットの強制リセットを実行し測定ユニットとPC通信ユニットを接続しやすくします
- 測定ユニットとPC通信ユニットの通信環境がいい場所に置き、Settings -> [Force reset of all sensor units…]により測定ユニットの強制リセットを行います
- 強制リセットが終わったら、Lostデータの回復を実行します
データ表示ウィンドウで一括に回収した測定データを確認します