グラフ表示範囲の指定・変更
測定結果の軸の設定の仕方についてWM1000とWM2000シリーズの標準ソフトについて記載します。
WM2000シリーズは測定時にストリーミングで表示するウィンドウと測定結果の表示専用のウィンドウがあります。
WM1000標準ソフト
- X軸の範囲の拡大は 縮小は を押すことで中心値を固定で拡大縮小が可能です
- Y軸の範囲の拡大は 縮小は を押すことで中心値を固定で拡大縮小が可能です
- Y軸の範囲は で、表示されているX軸の範囲で最適化した範囲に設定できます
- グラフのわきにあるバーを使うことで任意にグラフの位置を移動することができます
WM2000シリーズ標準ソフト
メイン・ウィンドウ
メイン・ウィンドウは簡易的な測定値チェックのためのグラフ表示機能になりグラフ機能は限定的です。
詳細を確認する場合は、データ表示ウィンドウをご利用ください
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Y軸の範囲指定は下の図の左側の”Graph Configuration”内のツリーのグラフ名を選択し各項目を設定します
Graph-01の表示範囲を変更する場合は、”Graph Configuration”の”Graph-01”をクリックし下の枠のGraph-01の現状の設定を表示します
”Auto”を”Manual”に変更します
Y軸の最大値と最小値が表示され、それぞれの値を入力します -
X軸は測定中には変更できません
測定前の設定の[Setup…]で[System]タブ内の[Graph Display Time]によりX軸の表示範囲を設定できます
ストリーミングデータの表示のため表示されている以前のデータをさかのぼってみることはできません
さかのぼって確認する場合はviewを押しデータ表示ウィンドウを起動してください
データ表示ウィンドウ
データ表示ウィンドウはメイン・ウィンドウのViewボタンもしくは、Open Folderボタンを押すと開きます。
データ表示ウィンドウは測定したログデータを読み込みグラフ表示できます
測定中のログの場合、最新のデータは[Reload]をクリックして更新すると表示できます。
データ表示ウィンドウのグラフは全体の簡易グラフ(図中の青枠)と詳細のグラフ表示があります。
簡易グラフの軸は表示されているグラフがすべてを表示するように自動調整され変更はできません。
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Y軸の範囲指定は下の図の左側の”Configuration”内のツリーでグラフ名を選択し各項目を設定します
Graph-01の表示範囲を変更する場合は、”Configuration”の”Graph-01”をクリックし下の枠のGraph-01の現状の設定を表示させ、”Auto”を”Manual”にするとY軸の最大値と最小値が表示でき、その値を指定することでY軸を変更することができます
X軸の表示範囲は簡易表示のグラフで背景が白い部分です。
- 白い部分の端をつまむと始点/終点を変更でき、端以外をクリックしながらスライドさせることで中心点を変更できます
- 中心を維持して幅を変更するボタンと幅は維持して位置を変えるボタンがあります
- 中心値(Center)と幅(Span)の欄で直接入力で指定することができます