長期モニタリングモードの使い方

WM2000シリーズでは標準ソフトウェアの設定で長期間測定に適した長期モニタリングモードへの切り替えができます

長期モニタリングモードには以下のような特徴があります

  • ● 電波環境が悪い場所でも、オフラインモードにならず、そのまま計測しつづけます
  • ● 測定中に電池交換することができます(電池交換中のデータは取得できません)
  • ● 電波環境が悪く測定ユニットの内部メモリに保存したデータは、測定中に最新のデータと一緒に再送信されます
  • ● 電波環境が悪い状態が続き再送信ができずに内部メモリがいっぱいになった場合は測定を続けるために古いデータから順に上書きされます
  • ● 測定サンプリングは1秒以上が対象になります
ノウハウ集:Lostデータの測定中の回復について(WM2000シリーズ 長期モニタリングモード) ノウハウ集:内部メモリのデータ保存容量

手順

  • Settings -> [setup…] で設定のウィンドウを開きます
  • Measurement Modeから “Long-term Monitoring” を選択します
  • OKをクリックします
    注意:長期モニタリングモードでは測定ユニットのサンプリング周期はすべて同じ周期になります
  • Startをクリックし測定を開始します
  • 測定中に電波環境が悪くなった場合も、改善されると自動で再送します

長期モニタリングモードは利用可能な条件は以下の通りです

  • WM2000TA/TB/SA/ZAでファームウェアがrev.2.2.1以上(WM2000SBは対象外です)
  • 標準ソフトウェアがrev.2.2.0以上
  • サンプリング周期が1秒以上

条件を満たさない場合はエラーウィンドウが出ます
表示されている測定ユニットをセンサユニットマネージャで登録解除してから長期モニタリングモードに設定してください