センサ概要
圧力センサは配管にセンサを接続します。
継ぎ手にセンサを接続することで配管内部の圧力を測定することができます。
圧力センサは内圧の変化によってセンサ内に歪みを発生させ圧力で生じるひずみ量から圧力を抽出します
ひずみ式変換器タイプの圧力センサを使い、ひずみロガーで測定した結果をセンサ指定の変換式で圧力値に変換し測定します
電圧出力タイプの場合は電圧ロガーで測定した結果を同様に変換し測定します
設置
圧力センサにデータロガーを接続します。
NDISコネクタのセンサの場合、別途、オプションのNDIS変換コネクタを使用すると簡単に取り付けられます
電圧出力タイプのセンサの場合は別途、駆動用の電源が必要になります
ひずみ式変換器タイプ
電圧出力タイプ
データ収集の設定
- WM2000の標準ソフトを起動します
- “Settings” -> “Setup…” をクリックし設定画面を開きます
- (ひずみ式変換器タイプ)”Sensing Mode” を “Sensor -> strain” に変更をします
(電圧出力タイプ)”Sensing Mode” を “Sensor -> Voltage” に変更をします - “Unit” に単位を入力します(例 kPa)
- “Type|Range” でデータロガーに入力されるひずみ・電圧に合わせてレンジ設定をします
センサの最大レンジ・電源電圧より大きい測定レンジにすると分解能は下がりますが確実に測定できます - “Sampling Interval” でサンプリング周期を選びます
サンプリング周期は測定ユニット単位で指定できます - “Transformation” にセンサが指定する出力ひずみ・電圧から圧力に変換する変換式を入力します
例_ひずみ) 0~4000[μひずみ]で0~1[Mpa]の変換式が 圧力[kPa]=0.25×ひずみ[μ] の場合 ”x*0.25” と入力する
例_電圧) 1~4[V]で0~-100[kPa]の変換式が 圧力[kpa]=-1*(電圧[V]-1)*100/4 の場合 ”(x-1)*100/4” と入力する - “OK” をクリックして設定を終了する
測定をする
- ”Settings” -> ”Zero Point Adjustment” をクリックし0調整のウィンドウを出す
- 圧力センサに接続したCHにチェックを入れ “Exacute” をクリックし0調整を実行する
- StatusがNot Adjusted(灰色)からAdjusted(緑色)に変わります
- ”Close” を押し0調整を終了します
- “start” をクリックし測定条件を入力する “Start Measurement” ウィンドウを出す
- “Start Measurement”(測定条件入力ウィンドウ)の “OK” を押して測定を開始する
- “start” が ”stop” に変わる。測定が終了したら “stop” を押す
- リカバリのウィンドウですべてのユニットのリカバリ(Lostの再送信)が実現できたらリカバリウィンドウを閉じる
※ログを取らないで測定を実行した場合はリカバリウィンドウは出ません
測定結果を見る、結果を取り出す
- ”view” を押しviewウィンドウを出し測定結果を見る
- “csv” を押しCSVの設定ウィンドウを出す
- ”Execute” を押す